嬉しかったこと
行政書士としてここまで一生懸命仕事をしてきました
諸先輩方が築き上げてくださったこの資格に傷をつけてしまわぬよう注意に注意を重ねて…
開業当初のことを考えるとちょっと恥ずかしくなってしまうくらいの仕事ぶりでしたが、その時から2年が経過し、少しは成長したかなというところです
まあまだまだ足りていないことだらけですし、目標とさせていただいている先輩の足元にも及んでいませんが、今日、成長を感じられる嬉しい出来事がありました
それは、いつもご厚意にしてくださっている方からの電話から始まりました
相続手続きに関連するご相談を過去にいただいていたのですが、それより先に別件で契約書を見てほしいとのことです
お金の貸し借りについて知り合いに契約書を作ってもらったんだけどどうなの?
という事で内容を見たのですが・・・
ん~これはコピペ感が半端なく出ているな~とブツブツ…ブツブツ…つぶやいていました
これがこれからこの内容の契約を締結するからという事であればそこをこう直して、こういった文言を追記してとアドバイスできたのですが、既に双方で署名押印してありまして、苦しいところでした
契約は、民法の契約自由の原則によって当事者間である程度自由に定めることができます。そして、書面化しなければならないわけでもありません(一部保証契約については書面化が求められていますが)
ですが、口頭での約束事は言った言わないになりますから契約書という形で残すことが多いと思います
となると、インターネットや書籍等にある雛形を利用するというのは危険な気がします
別にこれらが間違っているわけでもありませんし、僕自身も参考にさせていただくことも多いです
しかし、その雛形が本当に当事者の意思を書面化したものなのか?と考えると、あくまでも雛形ですから必ずしも一致しているとは思えません
難しいところですね
こうしたところから実際にお客様が求めていることと書面上のことが完全に一致しているかどうか深くまで考えずに署名押印してしまったらどうでしょうか
ちょっと怖いですね
今回のご相談はこれ以上先の話に発展していくと弁護士さんにお願いするようなレベルの問題になりそうなのでその旨をご理解していただき、話を終えました
それでも僕の話を聞いてみて今後の道筋が見えたとのことでお喜びいただけました
ありがとうと言っていただけることが本当にうれしいです
と、ここまでなら今までどおりなんですが、今日はちょっと違いました
お帰り間際に、「先生に相談してよかった!!さすが先生だね。また何かあったらよろしく頼むよ。」と言ってくださいました
まだまだ至らない点ばかりですが、なにより目指しているところを核心をついて言っていただけるととても嬉しくなります
やっとこうしてお客様に心底ご納得いただけるような回答ができるようになってきたのかなと思います
まあこれに満足せずますます自分に磨きをかけてもっともっといろんな方に信頼していただき、いろんな方のお役に立ちたいなと思います
頑張ります!!
ではまた・・・