会社を設立するときの視点
会社といっても様々あります
例えば株式会社とか合同会社とか・・・
一番メジャーなのはやはり株式会社ですかね
その他にも広く会社(法人)としてとらえると一般社団法人やNPO法人、学校法人、宗教法人、医療法人などなどあります
これらはそれぞれ特徴を持っていまして、これからやろうとしている事など実態に合わせて選ぶものです
私たち行政書士も行政書士法人を作ることができますが、それであれば選択すべきは行政書士法人以外にないので迷うことはありません
これだと悩まなくていいですね
しかし、こうしたわかりやすい選択肢がなかった場合はどうでしょうか
その場合は様々な視点から検討して最適なものを選び出さなければ、最悪の場合はじめに描いたことを実行できなくなってしまうなんてこともあるかもしれません
先日、これまで個人事業主として頑張ってこられた方が、ここで株式会社を設立したいと相談に来てくださいました
僕は行政書士として株式会社を設立するにあたって一番初めに必要となる”定款”というものを打ち合わせを重ねていき作成します
しかし、お話しを聞いていくうちに、ちょっとした問題がありまして、一旦株式会社を設立すること自体を再検討することとなりました
うまい具合に釣り合いがとれればいいのですが、税制面を考えると株式会社が良くても、許認可や会社法で見ると不都合があるんだなあと今回の件を通じて勉強することができました
こうしたいわばコンサルティング的な発想も時には大事です
事務所の売り上げを考えると、それは設立していただく方向で話を進めていくべきなのかもしれませんが、僕は常にお客様にとって最大で最高の状態をご提案、サポートできるように様々な視点から検討しています
設立だけでなく許認可や遺言書・相続手続きも同じ理念のもとに取り組んでいます
そうでないと存在意義を感じないからです
頭をフル回転させて毎回の打ち合わせに臨みますから結構疲れます
でも夢を”カタチ”にするということはそれほど大変なことなんですよね
ではまた・・・